そして3日間の休日が終わっていつも通りの仕事が始まった。
そして私は朝一に騎士達を集合させた。
今日の私の服装は制服ではなくマタニティ服に大きいストールを羽織っている。
髪もサイドで緩く結っていた。
完全にオフの時の服装。
その服装で私は騎士達の前に立った。
「え、ユラ？制服は？」
「総団長？」
スンや他の騎士達が私の服装に驚いていた。
「静かに。皆、私の服装に驚いている事でしょう。実は今日報告したい事があります。」
そして私は自分のお腹に手を添えた。
「実は私、ユラ・リンガードは…国王陛下、エリック・フォン・スピリットとの子を授かりました。」
すると騎士達がザワザワと驚きだした。
