“約束”の想い







ぎゅーっ





「ユラっ…ユラっ…ユラぁっ…」








「エ、エリック…苦し…」








「あ、ごめん!嬉しくてつい…」








「え?」






「だって、私とユラの子だよ?嬉しくないわけがない!」







「……そっ、か…」








「ユラ?」






「良かったぁ…」







「え?」









私は一気に緊張が解けてエリックの胸に体重を預けた。