そして街に着くと 「よいしょっと…」 馬から降りて近くの木に結びつける。 そしてユラを捜す。 「よう、お疲れさん。捗っているか?あとユラどこにいるか知ってるか?」 「あ、副総団長!お疲れ様です。総団長でしたらあちらに。」 「あっちか。わかった。ありがとう。」 そして俺はさっきの騎士の指した方向へ走って行った。 しばらく走った時、物陰に人が座っているのが見えた。 不審に思って近付くとその人物に俺は目を見開いた。 「…ユラ…!!」 その人物は姪のユラだった。