それから、何かと絡んでくる男達を追っ払って私も仕事に入った。 そしてしばらく後… 「うわぁ!!」 叫び声が聞こえてそっちの方へ向かう。 見てみると小さな男の子がうつ伏せで座り込んでいて、先程の新人騎士の1人が狼狽えていた。 「…またあいつか…」 私は急いで鼻と口を布で覆ってその子に近付いた。