砂埃が舞って徐々に晴れていくと姿が見えてきた。 そこに居たのは、ここまでの下っ端を倒したらしい陛下達だった。 「…ユラを返してもらおうか。」 「…陛下…皆…」 陛下を先頭にライさんやスン、チェスさんなどがいた。 陛下に関してはかなりお怒りなのか凄まじい殺気を感じた。 逃げ場のなくなった男達。 「くっ…うわぁぁぁ!!」 やけくそのように男達は私達に襲いかかってきた。 私達はそれを軽々と避けたり死なない程度に斬りつけた。 数分後には立っているのは私達だけになった。