“約束”の想い









「陛下っ…陛下!!」









私は急いで駆け寄って陛下の身体を叩く。










だけどピクリともしない。







嫌…





「……っ…エリック…」










私はぽつりと名を呼んだ。








その時カタッと物音が聞こえた。