私のことを忘れてしまったら、 私は…私はもう… 「美祐ちゃん!祐也を信じましょう…今は…それしかできないわ」 「そう、ですよね…」 「…ほら元気出して、祐也はもう意識も戻ったし月曜日からはまたいつもどうり学校に通うから、ね?」 「よかった…はい、最後に会って帰ってもいいですか?」 「ええ、もちろんよ!ついてきて」 そういって祐也の病室へむかう おばさんの後をおう ガララ 「ん!母さん、どうかした?」 「ちょっと美祐ちゃんと会いに来たのよ」