「なきたいのは、こっちだよ」 途絶えかけた意識を必死に戻そうと おきあがる 「っ…」 全身に走る痛みと蹴られてできた痣 それを必死に濡れた制服で隠し ロッカーからもってきておいた ジャージに着替える よかった…念の為に入れといて ジャージに着替え終わると まだ痛む体をおこし病院へ向かう 祐也に会いに行かなきゃ… 今私を動かすのは祐也の存在だけだから…