「っ、二人共…ありがとう、またあとでね」 そういって二人に別れをつげると 私も急いで救急車に乗り込んだ 中に入ると 少し冷たい祐也の手を握りながら 必死に願う "助かりますように、助かりますように、助かりますように" どうか、どうか "助けて"