クーデレ君と微妙な関係



「気になるんだけど」


七ちゃんがぎゅっと首に抱き着いてくる。


「言いにくいことなら、紅真外させるよ?」


そのまま耳元で小さく呟かれる。

瞬間、制服のポケットに入った私の携帯が小刻みな振動を何回も繰り返し始めた。


「これ…なんだけど」


画面のロックを解除している間にも震えは止まらない。


昨日の夜からずっと続いてて。寝るときと授業中は電源を落とさなきゃいけなかった。


「な、に……これ」


七ちゃんの目つきが変わった。

また私…怒られるんだろうな…。


「ストーカーじゃん……こんなの」