キーンコーンカーンコーン

「おはよう、雅」

「お、おはよう
 紗和」

「どうしたの?
 そんな、真っ青な顔して」

「紗和、どうしよう~」

雅の顔は、いかにも恐ろしいものでも見たような顔だった。

「どうしたの?」

「それさがね、
 昨日、来ちゃったの」

「何か?」

「昨日、話してたやつ」

「え、まさか、メール」

「う、ん」

「え、冗談やめてよ」

「冗談じゃないよ」

雅の顔は、冗談じゃい顔をしていた。

「何て来たの?」

「それがね、
 私のクマの目を探してって」

「目!?」

「う、ん」

「もし、見つけれなければ
 どうなるの?」

「もし、見つけれなければ
 クマの目の代わりに自分の目が取られるっ て聞いた」