俺様王子と婚約なんて。


「雫、座って座って♪」

何故か嫌な予感がするんだけど…。

「こちらの男の子の方が一之瀬 昴君、雫と同い年ね。でその隣の方は私の大親友の美亜さん。」

「こんにちは、雫ちゃん。」

美亜さんってとっても綺麗だな私、ブスだし。

「こんにちは、よろしくね。雫ちゃん。」

この男の子、絶対もてる顔だ。それに優しそう。

そして、お母様かまたしゃべりだした。


「あのね、雫と昴君は許嫁なのね!だから卒業したら、すぐ結婚式するからそれまでの間、私達が家を用意したからそこに、今日から2人で住んでね♪」



「………ーーー。

えぇぇぇーーーーーーーーーっ!?」

嘘でしょー。これからどうしよう?!

「ニコ 大丈夫だよ。僕達なら。」

なんか、こんなかっこいい人と一緒ならいいかも!

「って事で、2人の荷物はもう運んであるから。」

ってえぇ!はやっ!さすがだな。