「私は、エイプリールフールの嘘じゃないから……。」 私がそう言うと、また沈黙が訪れた。 できればもう、沈黙はやめて欲しい。 「お、俺もエイプリールフールの嘘じゃない。 」 佐原はそう言ってまた顔を赤らめてうつむいた。 「あ、えっと、こんな事言うのなんですが、私と付き合ってください…」 「こんなこと女子に言わせてしまったのもなんですが、俺でよければよろしくお願いします…」 *❀٭End*❀٭