そう思って僕は慰めることをせず壁を破った。 「僕だったらたっちゃんにそんな思いさせないのになぁ。」 「えっ…?」 電話ごしから間抜けな声がきこえた。 まぁ無理もなぃよね。 いきなりこんなこと言われたら驚くよね。 「たっちゃんのこと好きなんだ。華と付き合う前からずっと…。」