その事実を知った僕は少しおかしくなっていたのかも知れない みんなと一緒になって華たちをからかう度胸が痛んだ。 それでも仲のいい友達を演じ続けた。 いつか僕のことをみてくれるんじゃないかとありもしない希望を胸に抱いていた。 たっちゃんにしてみれば去年から想い続けてた華とやっと結ばれたのだ。 そう簡単に別れたりする訳がない。