CHERRYBLOSSOM

秋はハハァッといつものように優しく微笑んだ。
でも前とは違って力、いや輝きはない。

「あ・・や・・。お………前に、手紙……を書いた。そこの……引き…出し…の中…に入ってる。後で・・読んでくれれば・・・いい」

妖は力強く秋が分かるように頷いた。

「妖・・・俺は、もう・・・無理だ……」

「な、何言ってる・・・の?」

秋は涙をこらえ妖の目を真っ直ぐ見つめ