俺は母さんの方へ顔を向けるとあることに気がついてしまった。
目が充血し腫れていた。

「秋、ちょっと妖をかりてもいいかしら?」

コクんと頷くと

「じゃ、行きましょ。すぐ終わるから」

母さんはニコっと微笑んだ。

「秋、行ってくるね!」

バタンと2人は病室から出ていくと同時に秋はあることを悟ってしまった。
俺はもう・・・限界なんだ。ってことに…