「あ゙あ゙ー!!やめろー!!!苦しい…
痛い!やめろー!…」

「秋!しっかりして秋!!
ナ、ナースコールしなきゃ!」

すぐに看護師さんと主治医の関矢先生が駆け付け薬を投与した。
それでも暴れる危険性があると言われベルトのようなものでベッドに固定されてしまった。
その姿を見ているのはすごく辛かった。
10分ぐらいたつと秋は落ち着きを取り戻しまた眠りについた。
夢と現実の間で秋は苦しんでいた。
妖は秋の手を握り

「代わってあげたい」と何度目つぶやきキスをした。すると少し強ばっていた顔が穏やかになった。