~お通夜の日。

秋は抜け殻状態。
棺から離れることもなくお通夜は終わってしまった。

そして、お葬式の日も棺のそばに居続けた。
すると火葬の時間がやってきてしまった。
みんな秋の好きだったものを棺の中に入れていった。

「妖。あなたも最後のお別れを」