四百年の誓い

 「送っていくよ」


 一足先に身支度を済ませた優雅が、車のキーを指先で回しながら合図をする。


 「いいよ。一人で帰るから……」


 「誰が見ているか分からないし、女の子を夜道の一人歩きなんてさせられないよ」


 美月姫は時計を見つめた。


 日付はすでに変わっている。


 親はまだ起きているかな、女友達と会っていたって言い訳で通用するかな?


 ……などと考えていた。


 「準備できた? じゃ行くか」


 美月姫が身支度を済ませたのを確認すると、優雅は立ち上がった。