四百年の誓い

 「これからもそばにいてほしい」


 背後から腕を回され、強く抱きしめられる。


 肌と肌が触れ合い、互いの体温を感じる。


 一夜限りの遊びで、捨てられたんだと思っていた相手にここまで懇願され、美月姫は嬉しい反面戸惑ってしまう。


 本当に許されることなのかと。


 優雅の気持ちは、いつまでも変わらぬものなのかと。


 「言葉で伝えるより、信じてほしい」


 もう現実から逃げたりしない、美月姫を一人置いてけぼりになどしないと、優雅は繰り返し誓うかのように。


 強く優しく、美月姫の肌を包み込んだ。