優雅の腕の中から、美月姫は壁の時計を見上げる。
午前零時。
腕の中で眠りに落ちている間に、こんな時間になっていた。
「そろそろ帰らないと……」
「帰したくない」
帰宅を切り出した美月姫の唇を、優雅が塞いだ。
「ずっと……このままでいたい」
キスを終えた優雅がそっと囁く。
それは真夜中の寒さで冷えた美月姫の体に、再び熱を与える。
「夢みたいだ。もう会えないかもとあきらめていたのが嘘のよう。またこうして美月姫と……」
これが夢ではない事を確かめるかのように、優雅は強い力で美月姫を抱きしめた。
「夢ならばずっと覚めなければいいのに」
それは美月姫も同じ思い。
でも……。
「もう行かなくちゃ」
まさに後ろ髪を引かれる思いで、美月姫は布団から上体を起こした。
午前零時。
腕の中で眠りに落ちている間に、こんな時間になっていた。
「そろそろ帰らないと……」
「帰したくない」
帰宅を切り出した美月姫の唇を、優雅が塞いだ。
「ずっと……このままでいたい」
キスを終えた優雅がそっと囁く。
それは真夜中の寒さで冷えた美月姫の体に、再び熱を与える。
「夢みたいだ。もう会えないかもとあきらめていたのが嘘のよう。またこうして美月姫と……」
これが夢ではない事を確かめるかのように、優雅は強い力で美月姫を抱きしめた。
「夢ならばずっと覚めなければいいのに」
それは美月姫も同じ思い。
でも……。
「もう行かなくちゃ」
まさに後ろ髪を引かれる思いで、美月姫は布団から上体を起こした。



