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空には金色の月。
銀色の星たちが辺りを彩る。
そして……福山城の庭園は、見事な満開の桜で覆われていた。
「花盗人ならぬ、だんご盗人とは。はじめて見たぞ」
「……」
桜の木の下に置かれただんごをつまみ食いしようとしていた月姫は、福山冬悟に見つかってしまった。
美しい男性に恥ずかしい現場を見られてしまい、月姫は動揺していた。
「お前の名は?」
「なっ、名乗るほどの者ではありません。そういうあなたは?」
「私は、月の世界からの使者」
「えっ」
「そしてお前は……地上に取り残された、かぐや姫」
「私がかぐや姫?」
月姫は顔を赤らめて、金色の月に照らされた美しい冬悟を見つめた。
「ようやく巡り会えた……。私だけのかぐや姫」
冬悟は月姫の手を取った。
「この地上では、私たちは結ばれぬ運命。ゆえに共に月の世界に旅立ち、愛し合おう」
「月の世界……?」
月姫は冬悟を、不思議そうな表情で見つめた。
空には金色の月。
銀色の星たちが辺りを彩る。
そして……福山城の庭園は、見事な満開の桜で覆われていた。
「花盗人ならぬ、だんご盗人とは。はじめて見たぞ」
「……」
桜の木の下に置かれただんごをつまみ食いしようとしていた月姫は、福山冬悟に見つかってしまった。
美しい男性に恥ずかしい現場を見られてしまい、月姫は動揺していた。
「お前の名は?」
「なっ、名乗るほどの者ではありません。そういうあなたは?」
「私は、月の世界からの使者」
「えっ」
「そしてお前は……地上に取り残された、かぐや姫」
「私がかぐや姫?」
月姫は顔を赤らめて、金色の月に照らされた美しい冬悟を見つめた。
「ようやく巡り会えた……。私だけのかぐや姫」
冬悟は月姫の手を取った。
「この地上では、私たちは結ばれぬ運命。ゆえに共に月の世界に旅立ち、愛し合おう」
「月の世界……?」
月姫は冬悟を、不思議そうな表情で見つめた。



