……。
「紅茶、いろいろあるんだけど好みの種類ってあるか?」
「先生と一緒でいいです」
教職員忘年会のビンゴゲームで当選した、「世界厳選紅茶セット」。
ティーバッグにお湯を注ぐだけにもかかわらず、そこそこの風味がある。
かなり大きなセットで、一人暮らしなためなかなか減っていかなかった。
「じゃあこの、ローズティーってやつにしてみるか」
薔薇の香りか味がするのかよく分からないけれど、圭介はローズティーと書かれたティーバッグを二つ取り出し、沸騰させたお湯を注いだ。
ほんのりと薔薇の香りが漂ってくる。
「ありがとうございます……」
居間のソファーに座ってテレビを見ていた美月姫が礼をした。
「とりあえず飲んで、気分を落ち着けるんだ」
「本当にすみません。さっきの初芝先生のことも」
(そういえば、初芝の奴)
静香が落とし、そのまま残していった箱を開いてみた。
ホイールケーキが型崩れしていた。
(手作り……?)
圭介はしばらく崩れたケーキを眺めていた。
(何のためにわざわざ)
「紅茶、いろいろあるんだけど好みの種類ってあるか?」
「先生と一緒でいいです」
教職員忘年会のビンゴゲームで当選した、「世界厳選紅茶セット」。
ティーバッグにお湯を注ぐだけにもかかわらず、そこそこの風味がある。
かなり大きなセットで、一人暮らしなためなかなか減っていかなかった。
「じゃあこの、ローズティーってやつにしてみるか」
薔薇の香りか味がするのかよく分からないけれど、圭介はローズティーと書かれたティーバッグを二つ取り出し、沸騰させたお湯を注いだ。
ほんのりと薔薇の香りが漂ってくる。
「ありがとうございます……」
居間のソファーに座ってテレビを見ていた美月姫が礼をした。
「とりあえず飲んで、気分を落ち着けるんだ」
「本当にすみません。さっきの初芝先生のことも」
(そういえば、初芝の奴)
静香が落とし、そのまま残していった箱を開いてみた。
ホイールケーキが型崩れしていた。
(手作り……?)
圭介はしばらく崩れたケーキを眺めていた。
(何のためにわざわざ)



