不安は的中だった。
久しぶりに紫が上京し、優雅共々丸山幹事長と親子水入らずで銀座で夕食。
その帰り際、店を出たところで幹事長は襲撃を受けたのだった。
しかも幹事長を庇おうとしたのか、優雅も負傷して病院に搬送されたらしい。
詳しい怪我の具合は不明。
「そんな……!」
美月姫は口を押さえた。
しばらく途方に暮れた後、思わぬ行動に出た。
「大村!?」
個室を飛び出そうとする美月姫の腕を、圭介は掴んだ。
「どこに行くんだ」
「行かなくちゃ……。今すぐ」
「どこへ?」
「私……」
「まさかこれから、東京まで行って清水の元に駆けつける気か」
「……」
「落ち着くんだ。もう飛行機はとっくに最終便は出ているし、フェリーか北海道新幹線にでも飛び乗る気か? ……焦っても始まらない。まずは落ち着いて、状況を確認しよう」
久しぶりに紫が上京し、優雅共々丸山幹事長と親子水入らずで銀座で夕食。
その帰り際、店を出たところで幹事長は襲撃を受けたのだった。
しかも幹事長を庇おうとしたのか、優雅も負傷して病院に搬送されたらしい。
詳しい怪我の具合は不明。
「そんな……!」
美月姫は口を押さえた。
しばらく途方に暮れた後、思わぬ行動に出た。
「大村!?」
個室を飛び出そうとする美月姫の腕を、圭介は掴んだ。
「どこに行くんだ」
「行かなくちゃ……。今すぐ」
「どこへ?」
「私……」
「まさかこれから、東京まで行って清水の元に駆けつける気か」
「……」
「落ち着くんだ。もう飛行機はとっくに最終便は出ているし、フェリーか北海道新幹線にでも飛び乗る気か? ……焦っても始まらない。まずは落ち着いて、状況を確認しよう」



