「美月姫はずっと俺のそばにいるってことを、確かめさせて」
「優雅くん」
肌が触れるだけで、気を失ってしまいそうな感覚に襲われる。
思うままに抱き合いたいと願いながらも、気配や声が漏れてしまい、ここに潜んでいることを気付かれるわけにはいかない。
吐息すら殺しながら求め合う。
夜が明けたら、優雅を幹事長の元へ返すかそれともどこかへ逃げるか。
今のままの二人でいられなくなる事実には、いずれにしても変わりはない。
二人の未来も、どうなるか見えなかった。
だからこの夜だけは、今までにも増して強く愛を確かめたかった。
もしかしたら最後になるかもしれないという不安が、より美月姫を駆り立てる。
ようやく結ばれた時、霞む視界には窓から満月の光が注ぎ込み、素肌を惜しみなく照らしていた。
「優雅くん」
肌が触れるだけで、気を失ってしまいそうな感覚に襲われる。
思うままに抱き合いたいと願いながらも、気配や声が漏れてしまい、ここに潜んでいることを気付かれるわけにはいかない。
吐息すら殺しながら求め合う。
夜が明けたら、優雅を幹事長の元へ返すかそれともどこかへ逃げるか。
今のままの二人でいられなくなる事実には、いずれにしても変わりはない。
二人の未来も、どうなるか見えなかった。
だからこの夜だけは、今までにも増して強く愛を確かめたかった。
もしかしたら最後になるかもしれないという不安が、より美月姫を駆り立てる。
ようやく結ばれた時、霞む視界には窓から満月の光が注ぎ込み、素肌を惜しみなく照らしていた。



