(優雅くんが着いたら、まず話し合おう)
到着後すぐに、まずは相談しようと思った。
本当にこれでいいのかどうか。
引き返すなら今だ。
今晩一晩話し合って、明日の朝一番に幹事長の元に戻れば。
急に美月姫に会いたくなって、一晩だけ実力行使に出た……ということで再び、いつも通りの毎日に戻っていけるかもしれない。
何事もなかったかのように。
それは……程なく優雅のアメリカ留学という形で、美月姫との決定的な別離を意味するのだけど……。
駆け落ちという行為で幹事長を完全に敵に回すことを考えると、平和裏な解決なのかもしれない。
寂しいけどそんなことも美月姫は考えた。
優雅がどんな結論を出すか、まずは話し合いだ。
(!)
その時だった。
窓の外から確かに足音が聞こえた。
慌てて窓から外の様子を窺う。
人影が見て取れた。
ログハウスの前の通路は車両通行禁止で、人が歩く幅しかない。
その道の向こうから、誰かが近づいてくる。
通路の街灯は点在しているが、街灯と街灯の間の距離がかなりあるため、暗闇のほうが勢いを増している。
輪郭しか見て取れないが、それは間違いなく優雅だった。
到着後すぐに、まずは相談しようと思った。
本当にこれでいいのかどうか。
引き返すなら今だ。
今晩一晩話し合って、明日の朝一番に幹事長の元に戻れば。
急に美月姫に会いたくなって、一晩だけ実力行使に出た……ということで再び、いつも通りの毎日に戻っていけるかもしれない。
何事もなかったかのように。
それは……程なく優雅のアメリカ留学という形で、美月姫との決定的な別離を意味するのだけど……。
駆け落ちという行為で幹事長を完全に敵に回すことを考えると、平和裏な解決なのかもしれない。
寂しいけどそんなことも美月姫は考えた。
優雅がどんな結論を出すか、まずは話し合いだ。
(!)
その時だった。
窓の外から確かに足音が聞こえた。
慌てて窓から外の様子を窺う。
人影が見て取れた。
ログハウスの前の通路は車両通行禁止で、人が歩く幅しかない。
その道の向こうから、誰かが近づいてくる。
通路の街灯は点在しているが、街灯と街灯の間の距離がかなりあるため、暗闇のほうが勢いを増している。
輪郭しか見て取れないが、それは間違いなく優雅だった。



