四百年の誓い

 「!」


 ゴルフ場へと向かうシャトルバスの中で、優雅からのメールを受信した。


 「移動中なので、今からはもう通話はできない。連絡はメールに切り替えるから」


 今頃モノレールで羽田空港へと向かっているのだと推察された。


 もしかしたら丸山一味に勘付かれて、付けられている危険性もある。


 通話は危ないので、メールのほうが無難というのもあった。


 空港に到着して搭乗手続きに入るまで、定期的にメールを行き来させた。


 一味に美月姫の行方を捜され、権力を駆使して携帯電話の電波を傍受する可能性もあるとのこと。


 それを防ぐために、優雅との最後の交信を終えたら、携帯の電源をオフにするようにと指示された。


 あとはログハウス内で、優雅の到着を静かに待っているようにと。


 そして間もなく、優雅は搭乗のために電源をオフにした。


 美月姫もまたそれを確認し、電源を切り携帯を金庫の中に入れて鍵を閉めた。