四百年の誓い

 「まあ、今までのやり取りで私は、お嬢さんの気の強さを十分に知ることができた。前置きはここまでにして、そろそろ今後のことについて話し合おうか」


 「今後のこと……?」


 「もちろん、優雅とのことだ」


 「……」


 「君はこれからどうしたいんだね?」


 「私は……」


 「優雅のことは、いつから好きだったんだ?」


 「それは、」


 高校三年生の頃、同じクラスになってその後、何度席替えをしてもずっと隣の席で。


 ……。


 違う。


 どう違うのか分からないけど、その時からではないような気がした。


 もっとずっと前、はるか昔から……?


 「……」


 美月姫は答えを出せなかった。