そしてしばらくして裏門についた。



扉を押したら普通に開いた。



なるきが先に入り、体育館を目指して歩いていくと、



「あんたって面白いよね」



「全然面白くないですよ!
 腐女子だし…。」



「へぇー、あんたオトコ同士とか興味あるんだ。」



「まぁ…。そうですけど。」



「そういうゲートとかするの?」



なんでこんなに聞いてくるんだろう?



まっ、まさか!なるきも…



「なるきもBL好きなの!?」


「ぶっ!はははは!なんだよそれ!」



「え!だって結構聞いてくるから好きなのだと思って…。」



「まぁ、すきかな?」



「ほんと!!??」



「あぁ。」



「なら、有村会社のゲーム知って  る!?わたし、あの会社のゲームが1番好きなの!」



「まぁ、その会社は有名だし知って
 るよ。」



「だよね!最新作のゲームいいよね!わたしその作品のなるきっていうキャラを攻略してるんだけど…」



「なるき?」




「そうだね!同じ名前だよね!
運命かと思っちゃった!」



ふざけてそう言ったら



「運命かもよ」



「え…?」



その言葉について考えていると



「ほら、体育館ついたよ」



「あっ…うん!」



このまま体育館に入ったのだけれど、



2人とも後で先生に怒られたのは



言うまでもない