あの日、君と見た青空を僕は忘れない


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小池のいびきで目がさめる。

うるせーな。


携帯の画面を見る。

2:00


俺は水を飲もうとキッチンに向かう







冷蔵庫を開けて、ミネラルウォーターを一気飲みする。




グビグビお水を飲んでると、キッチンの窓の外に人影が見え見えた。


ん???

よく見ると。

…岡本だ。



なんでこんな夜中に?


俺は、岡本を追いかけて外に出る。







───

「何してんだよ」



俺のその声に、岡本はビクッとして振り返る。


「…黒田くん」


そういうつぶやく岡本は月の光に照らされて綺麗に見えた。


「みて、空。綺麗だったから」


岡本はそう言って夜空を見上げた。


岡本らしい。

そんな風に思いながら俺も顔を上げる。


すごく綺麗だ。


都会では見られない、星の数。


月の光。




「…綺麗だ」

そうつぶやく。

「うん」


俺たちはすこしの間、黙って2人で夜空を見つめた。