「はっ?」
フリーズしてしまった凪。
そんなに私が予想外なの?
ちょっと失礼じゃない?
驚いてなかった辺り、司と瑛は知ってたっぽいけど。
「はぁぁぁぁぁぁ!?嘘だろ?」
「本当よ」
「いや、だって頭悪そ……」
「ん?何か言った?」
「いや、なんでもないです」
このバカ二人。失礼過ぎるでしょ。
「てことだから流星。今日は覚悟してね?離してあげないから。」
「言ってる事可愛いのに……なんか怖ぇ」
私が笑顔で言うと、ブルブルと震えだす流星。
その日は倉庫で、思う存分流星をコキ使った。
「しおりん容赦ない……」
グッタリと疲れ果てた流星だった。