「じゃあご褒美はしおりんのチューで!」





「嫌よそんなの」




「えぇー」




「じゃあこういうのはどう?」





「なんだ?」




流星の案をぶった斬ると、瑛が発案する。





「この中で一番順位が良かった人は、一番悪かった人を1日コキ使える。どう?良くない?」





「おっ!いいなそれ!決定!」




絶対腹黒だこいつ。




ニヤニヤと想像しているのか楽しんでいる瑛。




その案が気に入ったのか、ノリノリで勉強し出した流星と凪。




「辞めとけ」




司は何かを心配している。




「ふふっ」



「しおりん教科書読んでるだけで余裕だね」




「私、勉強だけは自信あるの」