「瑛、ここ教えてくれ」




「ここはーーーーーーー」




「こうか?」




「そうそう」




「瑛俺も教えて」




「いいよ。どこ?



瑛は教えるのが上手らしく、流星と凪に教えるばかりで自分の勉強に手をつけられていない。





「だぁぁぁぁ!もう勉強飽きた!つまんねぇ!」




教科書を読んでいると、流星が耐えられなくなったのか叫びだした。




「うるさい流星」




「だって飽きたんだよ!なんかこう、ご褒美があったら頑張れる」




「それいいな」




流星の案に凪が賛成する。