望むモノ


次は一年生の階に行き凪を迎えに行くと、教室に行く前に1年のフロアの階段で待っていた。




「お、遅いぞ!早く行くぞ。耐えられねぇ」





女嫌いは健在らしく、心なしか顔色が悪い。




私達が来て安心したのか、パッと顔が明るくなった。





女子の黄色い悲鳴と鋭い睨みを受けながら、校門に行く。





いつもの車に乗り込み、車は倉庫へ向かう。





「「「「こんにちわ!」」」」




倉庫に着くと面子の元気な挨拶が聞こえる。




私達もそれに返事をし、幹部室に行く。




どうやら空龍は、テスト期間になると遊ばないで倉庫で全員勉強と言う掟があるらしい。




だから倉庫は最近静かだ。




この掟作った人真面目だなぁ。




そう言う事なので、私達も各自それぞれ勉強をしている。