望むモノ


ケータイを取り出して何かをしている戸塚。




「今チェンメ回して置いたから大丈夫だよ。」





「どんなチェンメ?」




戸塚はケータイを見せてくれた。



【空龍の姫 天草詩織の悪口を言った者、手を出した者は直ちに空龍が全勢力を掛けて潰す。二度とこの地を踏めなくなると思え。】




そんな事が書かれていた。




「………なんかありがと」




「これくらい朝飯前だよ」




ニコリと笑う戸塚は、絶対に敵に回したくない相手だと一瞬て悟った。





学校に着いて車が門の中に入ると、車の中からでも女子の黄色い悲鳴が聞こえる。




「うっせぇな」



「マジ消えろ」




イライラしている司と北谷。




「女の子にそういう事言わないのー。めっ。」




流星は車の中から女子に手を振っている。