次の日もその次の日も、司は私をお昼ご飯に屋上に呼んだ。




お昼ご飯くらいなら良いと思って誘いには乗っている。




おかげで流星とも仲良くなれた……と思われる。




行くたび行くたび口説かれるのはどうかと思うけど。




北谷とは距離が縮まらない。




まぁ私の事嫌いな奴と仲良くなんてなりたくないから良いんだけど。




「倉庫来い」




「無理」




こんな会話も続ける事1週間。




いつものように屋上でお昼ご飯を食べている。




「決まったか?」




「何が」




司の言葉が足りないのはだんだんと慣れて来た。




「俺たちの仲間になるか?」




「…………」




ごめん。完全に忘れてたわ。