帰る支度をして学校を出る。




涼と分かれて家に帰ってから、取り敢えずタクトにメールを入れる。





【戸塚に言われた事気にしなくていいから。タクトに害はないから安心して?大丈夫だから。】





送信すると、3分もしないで返信が来た。





【じゃあ、もう一回付き合ってくれる?】





【うん。】





【良かった……愛してるよ詩織】





【私も好きよ】





それからずっとメールのやりとりをしていたら、夜になっていた。





風呂に入って寝る支度をする。





「ふわぁ……」




欠伸を一つして、ベッドの中に入る。





私は夢の世界へと落ちていった