ピンポン♪
多分司が来たんだろう。
私は扉を開ける。
「おはよう詩織」
「おはよう司。」
司を部屋に招き入れる。
昨日、改めて気づいたのだ。
司が好きだと。
だから、今まで二人きりでもなんとも思わなかったのに今はすごくドキドキする。
司がカッコよく見えるし、まぁ実際顔整ってるんだけど。
人を愛おしいと思える。
そんな感情が私は素晴らしいと思うし、楽しくて仕方ない。
一人ドキドキと緊張していると、司はベッドを見てニヤリと笑った。
「詩織」
「なに?」
「朝から一発ヤルか」
「え、はぁ!?なに言ってんのよバカ」
「くくくっ。なに顔赤くなってんだよ。」