パジャマどうするんだろと、風呂から出る時に気がついた。
着ていた服をまた着ればいいか、と思いタオルで身体を拭くと司のであろう部屋着が置いてあった。
私の服は消えていて、これを着るしかないらしい。
仕方なく上を着ると、結構ぶかぶかでお尻が隠れた。
ズボンも念の為履いてみると、ウエストがユルユルでずり落ちてくる。
だからズボンは脱いで上だけにした。
脱衣所の扉を開けてベッドの方に戻ると、司がビールを飲んでいた。
「お風呂、ありがとう」
「あぁ。………エロいなお前」
私の身体をジロジロと見る司。
こいつ、絶対酔っ払ってる。
「こっち来いよ」
司に呼ばれて、司の隣に座ると腕を引っ張られ組み敷かれた。
「何すんのよ」
「お前がエロいのが悪い」
そう言って、私の唇に自分の唇を重ねた司。