服を着替えてメイクをし、髪の毛を巻いた。




支度が終わり一息着いたところで、インターフォンが鳴る。




ピンポーン



扉を開けると、




「詩織ちゃん久しぶり。」




瑛が居た。




「……久しぶり。司じゃないの?」





「司が良かった?ごめんね?今司はちょっと色々あってね。」





「そう。鞄持ってくるから待ってて」





私は急いで部屋に戻り、鞄を持って下に行く。





「じゃあ行こうか」




「えぇ」




車に乗り込み、発進する。




「司じゃなくて残念だった?」





「……別に」