「詩織、今日は倉庫でしょ?」 「うん」 「俺帰るね」 「ありがとう涼」 「少しはあいつらも頼ってやらないと、林堂キレるよ?」 「はいはい」 涼は私のオデコにキスをして、自分の家に帰って行った。 私は司が迎えに来る前に支度をする。 多分、私の誕生日パーティーなんだよね。 なんとなく予想つく。 だからいつもより綺麗目な格好にしよ。