あれから2週間が経った。
あと数日すれば詩織ちゃんの誕生日。
俺たちは詩織ちゃんの誕生日の前日に倉庫でパーティーを計画している。
面子も詩織ちゃんの誕生日パーティーを楽しみにしている。
今は学校の屋上。
いつものように授業をサボっている。
♪〜♪〜♪〜♪〜♪
「ごめん。ちょっと出てくる」
詩織ちゃんのケータイが鳴り、詩織ちゃんは屋上を出た。
5分程で帰って来た詩織ちゃんは、目が虚ろだった。
「詩織、どうした?」
「…………うん」
「詩織?」
明らかに様子の可笑しい詩織ちゃん。
俺たちも心配しだす。


