次の日、朝いつものように詩織ちゃんを家に迎えに行く。




「はよ詩織」




「おはよう司。」




詩織ちゃんも車に乗ったところで、車は発進する。




「倉庫に行け。」




「えっ、学校は?」




「んなもんどうでもいい」




どうやら司は相当頭に来てるらしい。




「逃さねぇからな詩織」





「私何もしてないじゃない」




思い当たる節がないのか、不思議な顔をしている詩織ちゃん。





そうこに着くと、司は詩織ちゃんを担ぎ上に上がる。




「ちょっと司!なにすんのよ!」





「黙れ」




「はぁ!?」



「うるせぇ」