「「「「「……………」」」」」
男5人、黙ってしまう。
隣からの威圧感が半端ない。
本人は多分自覚してないだろうけど。
「じゃあ俺は帰るから」
「あぁ」
横島は腰を上げ、帰って行った。
というか、絶対逃げたね。うん。
俺だって逃げたいわ。
「ちっ」
司は舌打ちをして幹部室を出て行った。
多分総長室にでも行ったんだろう。
「しおりん何してるんだろーねー」
司が居なくなってやっと緊張の糸がほどけた。
「浮気じゃねぇだろうな!あいつ」
「そればかりは詩織ちゃんに聞かないと」
「早く明日にならないかなー」
その日はそれで解散した。


