家の中に入るなり、寝室に連れてかれる。 「詩織、別れてからもお前がずっと好きだった」 「私も好きよ」 そっと唇が重なる。 いつの間にかベッドに押し倒されていた。 「詩織っ……」 激しく私を求める和樹。 私も次第に感じてくる。 お互いにフィニッシュを迎ると、和樹が私の横に寝っ転がる。 「詩織最高」 チュッとリップ音を立てて離れた唇。