「横島、あいつに泊まりをするような友達は居たか?」 「詩織は小学生の時から俺以外に連む人は居ないよ」 つまり、本当に今まで友達が居なかったと。 「……何処行ったんだあいつ」 「取り敢えず倉庫行かない?」 「横島、お前も来い」 「分かった」 横島を連れて車に戻る。 倉庫に着いて幹部室に行く。 「瑛、探せ」 「了解」 まずはSNSで詩織ちゃんの目撃情報を集める。 それから防犯カメラをハッキングして、2日前まで遡る。 これ、結構目が疲れるんだよね。 おかげで目は悪くなる一方だ。