瑛side
「……分かった。絶対に一人で外に出るなよ。……あぁ。」
「また断られたの?」
「……あぁ」
海に行ってから2日が経った。
詩織ちゃんは夏休みらしく家でのんびりしたいと言って倉庫に来てくれない。
よって、うちの総長様が不機嫌なわけだ。
「またしおりん来ないのー?もう2日も会ってない」
思えば、彼女と出会ってから2日も顔を見なかった事はない。
面子も詩織ちゃんが来なくて残念がっている。
詩織ちゃんの話を面子にした時、同じ学校の奴が多いから詩織ちゃんの噂は殆どの奴が知っていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…