望むモノ


「絶対負けねぇからな!」




気合いバッチリの流星。




先行は瑛チームからだ。




「行くよー」




笑顔の瑛が



スパン!



容赦なく打ってきた。




それを司が打ち返す。




私は思わず逃げてしまった。




それから司vs.瑛と流星みたいな形になって、私は砂で遊び始めた。




「詩織さん打たないと!」




面子の皆が言うけど、




「女子の私があれに参加出来ると思う?」





私が指さした方向では




「ローリングスパイラルサンダー!」



スパンッ!



「ふんっ。まだまだだな。」



バシンッ!



「おらぁぁぁぁぁぁ!」




スパンッ!