全く。 「おーい!ビーチバレーやろうぜ!」 なんとも言えない空気になって無言になっていると、コートの方から凪の声が聞こえた。 「今行く!」 「んじゃ、行こうか」 全員でコートの方に行くと、さっきまで元気にやっていた面子が屍のようにグッタリと死んでいた。 どうやら白熱し過ぎたらしい。 「人数5人で半端だけどどうする?」 「一人抜 「分かった。じゃあチーム分けようか」 凪が抜け、4人でグッチョをする。 結果、私と司、瑛と流星になった。